ネットワークスペシャリスト試験とは
例の如くChatGPT君で試験概要を要約。
ネットワークスペシャリスト試験とは?
ネットワークスペシャリスト試験(略称:NW)は、情報処理推進機構(IPA)が主催する高度情報処理技術者試験の一つです。この試験は、ネットワーク技術に関する専門知識と応用力を評価し、ネットワークの設計、構築、運用、管理を担うプロフェッショナルを認定します。
試験の目的
ネットワーク設計、構築、運用、管理を行う高度な専門技術者を認定すること。
対象者
ネットワークエンジニア、システム管理者、またはこれらの分野でキャリアを目指す人。
試験内容
午前試験
- 午前Ⅰ:IT全般の基礎知識(多肢選択式、基礎問題)
- 午前Ⅱ:ネットワーク技術に特化した専門知識(多肢選択式、専門問題)
午後試験
- 午後Ⅰ:記述形式(複数の事例問題から2問を選択して解答。ネットワーク設計や運用に関する具体的な記述が求められる)
- 午後Ⅱ:記述形式(2問から1問を選択して解答。ネットワークの設計やトラブル解決を題材に、応用力を問う)
試験日程
年1回、秋(10月頃)に実施されます。
合格率
例年10~15%程度と、情報処理技術者試験の中でも難易度が高い試験です。
必要なスキル
- 技術知識:TCP/IP、LAN/WAN、セキュリティ、クラウド技術など
- 実務能力:ネットワーク設計、トラブルシューティング、運用管理
メリット
- 専門知識を証明できる
- 転職や昇進の際に有利
- ITインフラ分野でのキャリアアップに役立つ
試験対策には、公式過去問題集の活用や実務経験の振り返りが効果的です。シミュレーションを通じて設計やトラブル解決のスキルを磨きましょう!
一部微妙な表現もありますが、概ね合ってるのでヨシとしましょう。自分が合格してから数年経過していますが、あまり傾向は変わってないみたいです。なので勉強法もまだまだ通用するんじゃないかと。
腐っても高度試験なので、一つとっておけば業務面で役立つことがあります。会社によっては昇進の条件だったりするみたいですね。
午前Ⅰ対策
ある意味で一番の難敵。これのせいで早起きが必要だし、専用の対策も必要となるからです。
対策は過去問の暗記です。個人的にはこれだけやっておけば良いかなとの見解。出題範囲が幅広すぎるので、基礎から取り組むのは時間が足りません。ただでさえ午後Ⅰや午後Ⅱ対策が重要なので、割り切ってしまいましょう。
過去問をまとめた問題集や、過去問をまとめた無料のWebサイトで暗記がおすすめです。応用情報の午前試験の過去問も有効。ざっくり5年分ぐらいやってれば合格ラインの6割は危なげなく取れるんじゃないかと。特に試験直前の電車の中とかは集中力上がるので効果高いです。
■応用情報技術者試験ドットコム
https://www.ap-siken.com/apkakomon.php
自分はいつも午前1終了後に気になってしまって自己採点するんですが、確実に正解してるのが4〜5割程度で焦るんですよね。でも試験が終わって解答速報公開後に自己採点すると常に7割あたりで突破してたりします。
まぁ、身も蓋もない話ですが最も効率が良いのは試験免除です。応用情報試験あるいは高度試験を合格、あるいは午前Ⅰ合格後の2年以内に受験すれば良いです。ただでさえ朝早い上に試験会場がそこそこ遠かったりするとテンションがダダ下がりですからね。特に駅から遠い大学とか辛い。
勉強の進捗具合次第ですが、自分は午前Ⅰだけ受けて帰宅するという荒技を使ったことがあります。午後試験の勉強がほとんど進んでいなかった時の苦肉の策ですね。受験代は勿体無いですが、そもそも支払い済みなのに受験しない人も結構見かけるので、それと比べればまだ戦略的だと信じてる。
午前Ⅱ対策
午後Ⅱも午前Ⅰと同様、暗記で乗り切れます。過去問をまとめた問題集や、過去問をまとめた無料のWebサイトがおすすめ。午後対策で基礎的なネットワークの内容にも触れてるはずなので、勉強できていれば午前Ⅰより突破確率は高まるはずです。
■ネットワークスペシャリストドットコム
https://www.nw-siken.com/nwkakomon.php
ざっくり5年分、念には念で10年分ぐらいやっても良いかも。結構問題が再利用されてることが体感できるんじゃないかと思います。
午後Ⅰ&午後Ⅱ対策
体系的に知識を身につける、という意味では一般的な対策本でも良いのですが、自分は結局午後試験の過去問演習ができませんでした。反復練習な暗記とは異なり、どうしても集中できないんですよね。
なので、読み物として面白い「ネスペ」シリーズがオススメ。過去問を中心に何故その回答に至ったのかという解説がわかりやすいです。唯一のデメリットが、複数年分を買うとそこそこ高コストな点でしょうか。自己投資ということで5年分ぐらい買った記憶があります。
最新年度はともかく、過去年度のネスペは古本屋などで探してみるのも手です。考えてみたら、自分は午後試験ネスペだけで合格したようなものですね。過去問の問題集は結局放置してました…。
過去問演習も重要だが、実機に触れるのもあり
実機演習できると理解がより深まります。自分の場合は、AWSのVPCを仕事で触ったあたりで一気にネットワークへの理解が進みました。やっぱり机上の学習と実践は異なるんですね。
AWSなら無料の「AWS Hands-on for Beginners」とかやってみるのも手。AWSの勉強にもなるので、AWS資格対策にもなります。日頃からサーバを弄り倒したりするのも効果的です。