ベッドに寝っ転がって気軽にゲームしたい派です。(自己紹介)
ベッドに寝っ転がらないとゲームが遊べない体質なので、Windowsタブレットの存在には助けられています。うつ伏せスタイルならキーボード付きノートパソコンで十分ですが、端末を持ちつつ仰向けや横向きを交互に織り交ぜるスタイルだとタブレットもしくは携帯ゲーム機しか実質選択肢がありません。
一時期はタブレットアームを使って画面を固定化し、コントローラーで操作するというダメ人間製造キット環境を構築しようと企んでいたのですが、設置場所や運用面で色々と課題があることがわかり、結局手で持った方が早いということで今に至っています。
さて、Windowsタブレット単体で、特にツクール系ゲームを遊ぶ場合、結局キーボードが欲しくなるのが実状だったりします。移動や決定、キャンセルキー、その他の操作などはゲームによって割り当てられるキーが異なるためです。世間にはそこら辺をカスタマイズしてくれるツールなども存在しますが、今回は敢えてWindows11のデフォルト設定で可能なセッティングで考えてみました。実際これで数時間遊んでみてわかったことなどを記録しておきます。
- OSはWindows11前提、Windowsの純正機能で実現
- Surface Pro 7+、Windows11 23H2で再現
- タブレット縦持ちで画面を上下分割、上がゲーム画面、下がキーボードを常時表示
- RPGやアドベンチャー向き、アクションやシューティングなどには不向き
- Windowsタブレットは重いのが多いので実質筋トレ
完成系
完成系を先に示すとこんな感じになります。
画面上下分割でゲーム画面とキーボード常時表示するという、たったそれだけのスタイル。ちなみに、横持ちスタイルはあまりオススメしないです。キーボード操作はやり易いですが、どうしてもゲーム画面の縦幅が足りないです。
当然ですが、ゲーム画面のサイズがタブレット画面の半分になるのはちょっと残念ポイントかも。例えばSurface Pro 7+は12.3インチですが、ゲーム画面は実質半分なので6.1インチ程度になります。ゲーム画面だけならスマホサイズですね。
また、ソフトウェアキーボードのサイズはある程度カスタマイズできますが、あまり意味はないかと思います。好みの差かな。
設定方法
まず、Windows11のデフォルト設定だとキーボード常時表示のためのタスクバーアイコンが表示されていないと思いますので、設定>個人用設定>タスクバーを開きます。
システムトレイアイコンの中にタッチキーボードの項目があるので、これを”常に表示する”へ変更します。
タスクバーにキーボードのアイコンが表示されるようになりました。これを押すとソフトウェアキーボードが表示されます。
さて、デフォルトのソフトウェアキーボードだと矢印キーの上下が表示されません。そのため、歯車アイコン>キーボードレイアウト>クラシックを選択しましょう。ちなみにクラシック以外は矢印キーの上下が出ません。
これで準備完了です。
あとはタブレットを縦に持ち替えて回転させます。
画面サイズ変更可能なゲームであれば、[Windowsキー]を押しながら[上矢印▲]を2回で画面上半分に分割セットしてくれます。恐らくキーボードの間にスペースが空くので指で少しゲーム画面を縦に伸ばすと見栄えが良くなります。これで完成。
なお、画面サイズ変更ができない昔のツクールゲームだと[Windowsキー]を押しながら[上矢印▲]2回が効きませんのでご注意ください。
キーボードサイズ変更はあまり効果はないかも
ソフトウェアキーボードですが、一応サイズ変更が可能です。ただし、Surface Pro 7+の場合はデフォルト設定の100以上には大きくなりません。一応設定できますが見栄えが変わらないです。
設定>個人用設定>テキスト入力>タッチキーボード>キーボードのサイズで調節します。
200に変更した例。試して貰うとわかるのですが、100との違いはほとんどわかりません。
一方で100以下はどんどん小さくなります。操作が難しくなるので小さすぎるのも如何なものかと思います。縦長のシューティングゲームをやる場合は多少小さくしても良いかも。
まとめ
Surface Pro 7+以外にWindowsタブレットを持っていないので試せていませんが、他のWindows11のタブレットでも活用できるんじゃないかと思います。より操作性にこだわりたいなら世間で出回っているツールやアプリなどをインストールしてカスタマイズした方が良いですね。
最大の課題はWindowsタブレットが重いことですね。12インチタブレットは寝っ転がって使うには厳しいです。腕の筋肉が必要です。特に寝っ転がってアクションゲームやシューティングゲームは無理に近いですね。オススメはRPGやSRPG且つ反射的な操作が求められないジャンルです。ドラクエみたいな。
画面サイズは小さくなりますが9〜10インチぐらいが持ち易さ的に許容範囲かなと思います。これぐらいのサイズのWindowsタブレットも充実しないかなー。